日記

日々のことと、Python/Django/PHP/Laravel/nodejs などソフトウェア開発のことを書き綴ります

フリーランス6年生のリモートワークでの働き方

コロナ禍で、リモートワーク(テレワーク・在宅勤務)になっている人も多いみたいなので、ほぼ週 5 でリモートワークして、6 年目のプログラマの仕事環境や気をつけていることを書いてみたいと思います。

勤務先のルールとか勤務時間の厳密さとかの違いもあると思います。時間的なことは置き換えてもらえると良いと思います。

今回のエントリは

  • リモートワークの準備
  • 働き方
  • あると良い物

という感じの構成です。リモートワークする時の参考になると幸いです。

準備

仕事場所の確保

自宅内に仕事場所を作りましょう。デスクかダイニングテーブルがよいです。ディスプレイを設置する場合は、できればデスクがあったほうが良いと思います。

ローテーブルやソファでは腰を痛めやすいので気をつけましょう。出来る限り、仕事では使わないほうが良いです…。

うちでは無印のデスクを仕事用デスクとして使っています。奥行きがもう少しあればベストですが、割と満足しています。

椅子はオフィスチェアを買うのであれば、安くても高さの調整ができるものがおすすめです。高さを変えて、足が床につかなければ、フットレストなども使いましょう。(自分もフットレストを使ってます)足が宙ぶらりんだと、足の血行が悪くなってしまいます。これは今使っているバロンチェアを買う時にお店で教えてもらいました。

床がフローリングで、キャリー付きの椅子を使うと傷をつけるので、マットやらカーペットを敷くことをお忘れなく。フローリング用のキャリーだったら何も問題ないです。

仕事道具

自分の場合は、パソコンがあれば成り立つ職種なので、ノートパソコンと周辺機器に絞って書きます。(ついでに自分で使っているものも載せておきます)

  • ノートパソコン
    • MacBook Pro 16 インチ
    • MacBook Pro 13 インチ(旧マシンです。今は外で打ち合わせするときのみ使用)
  • 外部ディスプレイ
    • Dell U2715H (27インチ 2560×1440)
    • EIZO EV2334W (23インチ 1920x1080)
  • キーボード・マウス
  • ヘッドセット
    • Bose Quiet Confort 25
  • Web カメラ

設置場所と予算が確保できれば、ディスプレイなど周辺機器はあった方が良いと思います。

大きい画面で仕事したほうが、目が疲れにくいというのと、スタンドが昇降できて目線の高さを変えられるという点で、外部ディスプレイは有効です(高さを変えられないディスプレイもあるので注意)フル HD の 21 〜 24 インチのものは安く買えるので、大きさも含めてちょうど良いと思います。場所が厳しければ、モバイルディスプレイも選択肢に入ってくると思います。使わない時に片付けるのも簡単ですし。

自分の場合は 27 インチのディスプレイを使っていますが、デスクの奥行きの関係で距離が近く、少しサイズが大きかったかなと思っています。

キーボートとマウスもあると便利です。経理の人とか、テンキーあると入力が楽はず。例えば Dell のデスクトップ付属のキーボードレベルであれば、1000 円ちょっとで買えてしまいます。マウスも同じような値段帯です。USB 接続のテンキーなども売っているので、導入してみても良いと思います。

リモートワークに付き物のオンライン会議。ノートパソコンだとスピーカーマイクが内蔵されていることも多いと思います。しかしヘッドセットを使えば、口元にマイクが来るので大きな声を出さなくても、オンライン会議で声が相手に届きます。MaciPhone を使っている人は、iPhone に付いていたオーディオジャックのイヤホン(ヘッドセット)は、意外とマイク性能が良いのでおすすめです。

そして Web カメラ。これも最近のノートパソコンだと付いてますが、ディスプレイの上で固定されています。自分の顔以外の例えば、手書きのノートを見せたい時にカメラの位置を移動して、手書きノートの手元を映せるのは便利です。

(なお、この記事を書いて寝かせておいたら、Web カメラが特需で品薄になっていました…)

文房具、封筒などの備品を使う場合は、どうすべきか、会社に確認しておくと良いと思います。

働きかた

リモートワークのフリーランスだと昼過ぎに起きたり、夜中に仕事してるんでしょ?などと思われるかもしれませんが、割ときっちり時間を決めてます。

チームで働くことがほとんどなので、リモートワークであっても他の人がいる時に働くように心掛けている感じです。時間を決めることで働きすぎの対策にもなってます。

仕事の開始

大体、10 時から 11 時の間に仕事を始めています。起床時間は眠ければ、朝10時近くまで寝ているし、早ければ7時台から起きてるし…と割とまちまちです。ただ遅くとも、10時には起きてます。時間に関しては会社のルールなどもあるので、人それぞれですね。

仕事を始める前にコーヒー(とかお茶)を煎れて、それを仕事開始のスイッチにしています。気付いたら、自然にそうなっていました。

リモートワークだと、通勤がなくなってしまうので、これをしたら仕事開始というルールを自分の中で作るとリズムができて良いと思います。

仕事中

リモートワークで気をつけたいのは自分の作業に没頭し過ぎてしまうこと。

仕事が進んで良いじゃ無いか? まぁ、それはそうですが…。

忘れてはいけないのは、チームなり部署なり所属していること。

会社勤めでマネージャーが有能だと進捗確認などを勝手にやってくれるので良いのですが、リモートワークではマネージャーから見える場所でメンバーが仕事をしていません。

実際には Slack などで聞いてくれるとは思うのですが、意識的に自分から報告するようにしていきましょう。周りへの共有が無いと 何をしてるのかわからない = なにもしてない ように見えてしまいます。こまめに自分のしていること、状況などを共有するようにしましょう。難しく考えず、 "いま XX やってる" とか "XXやってるけど思ったより苦戦してる、午後までかかりそう" とか書けばいいんです。報告を遥かにぶっちぎったら、有能なマネージャーであれば、ちゃんと拾って、フォローしてくれます。

マネージャーの方も気をつけて…。管理しているメンバーは、余程アレじゃない限り、ちゃんと働いてくれます。むしろ仕事の振りすぎに注意してください。勝手に働きすぎて、勝手につぶれていくので本当に気をつけてください…。

リモートワークだからこそ、Slack のチャットでもハングアウトのオンライン会議でも良いので、雑談とか報告の時間を明確に枠として取っても良いのかなと思います。

休憩

リモートワークをするようになって、割とこまめに休憩はとるようにしてます。水分もこまめにとりましょう。できれば 1 時間から 1 時間半くらいで一息は入れたいところです。

休憩の時は、腕と肩、腰を軽くストレッチで動かしたりしてます。過集中になると、無意識に身体に力が入って、あとで気づくとガチガチ凝ってることがあったので、気をつけるようにしてます。それでも、整体に行くと毎回怒られます。もっと肩をまわせ!!!と。

コロナウイルスの情勢次第で、外出も今より制限される可能性もあります。それであれば、ストレッチとか軽い筋トレとかは身体をほぐすためにも、取り入れたほうが良いです。ストレッチする時に使うヨガマットも Amazon で割と安く買えます。

コーヒーとか、お茶を煎れたりする時間も息抜きに良いです。息抜きにちょうど良いので、フリーランスになってからは、コーヒーをハンドドリップで煎れるようになりました。

昼食

あまり自宅では食べず、外で食べるようにしていました。これには理由がいくつかあって

  • 外に出ることで気分転換になる
  • 歩いて運動不足を少しでも解消する
  • ついでに用事をすませる

といった感じです。

気分転換と運動不足解消は特に気をつけていて、大荒れの天気でもない限りは外で食べるか、外で買って自宅で食べるということにしています。今後は、外で買って家で食べることが多くなりそう。

AppleWatch の記録を見る限り、ここ1年間の平均で 4500 - 5000 歩、平均 25 - 30 分のアクティビティです。ジムに行ってないため少なめですが、ほぼ毎日これくらいの運動はしているようです。通勤していると、これよりも歩数を稼げる人が多いはず。通勤は良い運動だったんだなぁ、と改めて思います。

昼食時以外でも食料品を買いに行く時など、散歩がてら少し遠回りするなど、少しでも歩く時間を確保しましょう。

仕事の終わり

通常は 19 時から 20 時に終わりにします。もう少し早めに切り上げることも多いです。

リモートワークは割り込みが少ないので、デスクワークが主な人は思った以上に快適にできてしまう可能性があります。その分、オフィスだったら起こる割り込みで集中を切るタイミングが少なくなります。そしてぶっ続けで仕事をしていると疲れやすいです。だからこそ、自分で働く時間を短めに管理していくことが大事だと思います。オーバーワークに注意してください。

それと仕事を終わりにする時は、連絡用の Slack などに一言書くようにしましょう。チームやマネージャーへの周知や、それ以降の連絡を抑制するために非常に重要です。

その他、打ち合わせなど

打ち合わせが必要でオンライン会議をすることはありますが、日々のやりとりは Slack のチャットのみです。

ビデオチャットを繋げっぱなしにしている人も居ると思いますが、自分の場合はフリーランスというのもあって、そういった依頼は受けたことが無いです。それに、そういった前提であれば、仕事をお断りさせてもらうと思います。プライバシーっていうよりは、監視されてる感があって気分が良く無いという感じでしょうか。まぁ、会社の方針だとは思います。

ここ最近、混んでそうなインターネット回線もずっと映像を流しておくと、無駄に逼迫させてしまいますしね。

リモートワークであると良いもの

準備のところでは書かなかった、息抜きになるものです。

飲み物

こまめに水分を取った方が良いのと、気分転換にもなるので、コーヒーや何種類かのお茶を用意してます。

緑茶、ほうじ茶、紅茶、コーヒーはレギュラーです。たまにマテ茶とか台湾烏龍茶なども。カフェオレ、ミルクティーにするのに牛乳はいつも冷蔵庫に入っています。

紅茶やら緑茶は高級なものを選ばなければ、ティーバッグの 1 杯あたりの値段は、かなり安いです。

夏にペットボトルのお茶を飲む場合は、極力大きいボトルで買ってます。そのほうが経済的ですし、ゴミも少なくすみます。

おやつ

夕方になると小腹は空きますよね。リモートワークは人目を気にせずに、おやつは食べられます。食べ放題です!でも、通勤もなくなり運動不足になりがち… 太ります… 太るんです!!!

なので、普段は素焼きのナッツ類を食べるようにしてます。他は、カカオ多めのチョコレートかお煎餅をたまに食べます。

音楽

サブスクリプション型の音楽サービスはあると気分転換にも良いと思います。自分は仕事中に割と音楽はつけっぱなしにしてます。

自宅で仕事してると気づくと思うんですが、低層な住宅だと割と騒音があるんです…。車の走行音やら工事の音とか…。予算があれば、ノイズキャンセリングヘッドホン(ヘッドセット)があると役に立つ機会は多いと思います。ヘッドセットだと会議でも使えますしね。

なお音楽ではなく YouTubeNetflix, Hulu など動画系サービスは、動画に気を取られるので仕事中はやめておきましょう…。それは、仕事を終えて、食事とお酒と一緒に楽しみましょう。

まとめ

リモートワークを自宅でやると、邪魔が入らず働き過ぎてしまう問題は出てくると思います。働きに注意して、無理せず、こまめに休憩を入れながらやっていくのが良いと思います。

仕事に没頭して気付いたら外は真っ暗…なんてことが無いように、こまめにマネージャーやチームメンバーに作業の報告・共有するとか、軽い雑談をするなどしながら、リラックスしてリモートワークしていきましょう。

このブログが少しでもリモートワークの助けになったら幸いです。